おせっかいクリーニングで話題のリナビス。
カンブリア宮殿などのテレビ番組でも紹介された宅配クリーニングサービスです。
洋服のほつれを修理してくれたり。
取れたボタンを付けてくれたり。
熟練した職人さんが1着1着丁寧にクリーニングしてくれます。
そんなリナビスですが、全てが完璧なわけではありません。
どんな企業も時にはミスをやらかしてしまうこともあります。
大事な洋服が戻ってこない場合、返金や賠償といった補償はしてくれるのでしょうか?
実際にリナビスを利用している人の口コミをチェックしてみました。
すると、紛失したという事例がいくつか見つかりました。
某イタリア有名ブランドのコートの付属品を紛失されました。
返却時にすぐに中身を確認しなかったこちらも悪いかもしれませんが。
まさか、預けたものが未完全な状態で戻ってくるとは思わず。
返却から1週間以内に申し出がなかったものは、補償できないの一点張りでした。
工場での預かり記録はあるのに、きちんと返却されていない管理体制もどうかと思います。
付属品がないと着用できないため、補償をしてほしいというより本来あるべきものを返してほしいだけだったのですが。
特にブランド品を出される場合は注意された方がよいと思います。
引用元:みん評
こちらの方は、コートの付属品を紛失されたということです。
有名ブランドのコートというのがまた悔しさも一層増しますよね。
仕上がった洋服をチェックすると、宅配クリーニングにしては綺麗な仕上がりだと思います。
が、お気に入りのトレンチコートに溶剤と思われるシミが付着していたので再度染み抜きをお願いしました。
ここまでの対応は良かったのですが、シミ抜きが完了したコートを再度確認すると、ベルトのバックルがありません。
届いた箱の中を見ると小さなチャック付きの袋があり、中には「ベルトの金具」とだけ書かれたタグとベルトの留め具のみが入っていました。
クリーニングの際に勝手にベルトのバックルを外され、さらに紛失されたと思うと悲しいです。
クリーニング出すまで確実にバックルは付いていました。
安いですが、それなりに覚悟してクリーニングをお願いしたほうが良いと思います。
引用元:みん評
こちらの方は、コートのベルトのバックルを紛失されたとのこと。
電話してもつながらず、メールでの連絡を待っている状態にあります。
返却予定日を過ぎても全然連絡がなく、こちらから連絡したら一週間後位に「紛失しました」と連絡がメールで来ました。
電話は一切なく、メールのみでした。
なんの誠意もなく、ただの業務メールが来るという感じです。
返信もすぐではなく、一週間位空きます。
返却予定日から1ヶ月位して、「倉庫が空いたら捜索しますのでもう少し待って下さい」と一方的なメールが来ました。
冬物をお願いしていたので、寒くて新しいのを買おうか悩んでいたら、「見つかりましたので送ります」というまた一方的なメールが…
その間こちらがメールしても、クレーマーのような扱いをされます。
引用元:みん評
こちらの方は一度紛失するものの、結局は見つかったという報告でした。
見つかったのは良かったけど、待たされるのはちょっと困りますね。
このように、リナビスを利用された方で実際に紛失というトラブルに合われた方もいることが分かりました。
クリーニングで洗濯物を預ける訳ですから、やっぱり何かしらのトラブルは起こると想定しておいたほうが良さそうです。
それでは実際にリナビスで紛失した場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
なるべく大きなトラブルにならないために、必要なことをまとめておきました。
まず最初に、クリーニングに出す前の証拠写真を撮っておく。
口コミにもあったように、コートのベルトみたいな付属品がありますよね。
それからフェイクファーやフード、ライナーといった着脱式のもの。
こういうものは紛失しやすいです。
宅配クリーニングに出す際に、専用の集荷バッグで出します。
このときに、集荷バッグに入れるときの様子も写真で撮影しておくといいですね。
これをやっておけば、どんな洋服がどんな形で何点入っていたのかという証拠になりますから。
納品されてから紛失があった場合は、すぐにリナビスに連絡を入れましょう。
時間が経過すると、取り扱いしてくれなくなってしまうこともあります。
リナビスは電話がつながりにくいときがあります。
とくに季節の変わり目などの繁忙期は電話がつながらない場合が多いようです。
なので、メールでお問い合わせすることをおすすめします。
そのときに、事前に撮影しておいた証拠写真を添付してお問い合わせするとスムーズです。
メールでのお問い合わせ先は、リナビスの公式サイトに掲載されています。
リナビスでは、クリーニング賠償基準というものを設けています。
職務上の不注意により法律上賠償責任を負うべき場合に円満にトラブルを解消できるように公平かつ合理的な基準を設定したものと書かれています。
このクリーニング賠償基準の第2条のところに、紛失や損傷した場合の賠償についての記載があります。
お客さまから弊社へのご依頼に基づいて弊社がお預かりした物品が紛失や損傷したことにより
お客さまに損害が発生した場合には、弊社はお客さまに直接に生じた損害(間接損害、逸失利益、慰謝料等は含まない。)を賠償させていただきます。
ただし、紛失した衣服の全額が支払われるわけではありません。
衣服の購入時からの経過月数に応じて補償割合が定められています。
また、集荷や配達中に紛失が起こった場合には、運送業者の責任となります。
リナビスでは、2019年2月に日本唯一となる自動ソーター装置を導入しています。
およそ9,000万円するそうですが、これは洋服をデジタル管理できる装置です。
機械で洋服を管理することで、人員よりも紛失のトラブルを減らす工夫がされています。
また、リナビスはクオリティ重視のために予約が殺到した場合には受付を終了するようにしています。
発注時の時点で納品希望日を選択可能にしたり、工場に宅配クリーニング専用ラインを作ったりといった工夫もされています。
万が一紛失したときに、どうしても賠償について納得できる答えが得られない・・・。
そんな場合は消費者センターに連絡して、対応についての相談をしましょう。
ただしこれはあくまでも最終手段です。
基本的にはリナビスとじっくり連絡を取り合って、納得のいく形で終わるケースがほとんどです。
リナビスの宅配クリーニグサービスを賢く利用して、衣類を清潔に保ちましょう。
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